【ロッジのオーナーと歩く静かな尾根歩き】 瀬川 仁子

  (甲斐・日向山&兎藪〜金ケ岳)

◎期日:2007年5月26日〜27日 
◎メンバー:リーダー赤澤東洋、大塚忠彦、川崎義文、坂井康悦、萩原眞理生、藤野孝人、堀内晃代、瀬川仁子


日向山山頂にて。後方は甲斐駒ケ岳。

5月26日  日向山
 車は20号線を白州で左折、尾白川林道に入る。快晴で雪を被った甲斐駒ケ岳が美しい。矢立石で車を置き、
尾白川林道を先に進む。錦滝で昼食タイム。川崎さん手作りのみそ汁がおいしい。錦滝の壁にはユキワリソウが
今を見頃と咲いていた。急坂そして最後は花崗岩の砂地をトラバース気味に登り山頂へ。黒戸尾根が間近に見える。
風を避け三角点で休憩。ここでコシアブラを発見、早速若芽を採集。後は矢立石登山口までなだらかな登山道を下る。
  タイム 10:40矢立石登山口……11:25錦滝12:00……13:05日向山13:30……14:30矢立石登山口

5月27日 兎藪から金ケ岳へ
 江草の林道分岐までロッジ山旅のオーナーに送ってもらう。左側の林道を歩き机と呼ばれている尾根の平坦部に登る。
ここからはいよいよルート探し。初めは尾根の明瞭な踏み跡を歩く。踏み跡はいつしか左の広い沢に入る。サンショウの
木が多く、沢と言っても水はなく歩きやすい。沢の判別がつかなくなるまで直進し、正面の斜面を登り尾根に取りつく。
いよいよ兎藪の三角点に。ここからはヤセ尾根で迷うことなく標高を稼ぐ。ミツバツツジが驚くほど多い。2週間ほど早けれ
ばと悔やまれる。途中苔むした石だらけの急斜面を登るが、とにかく上を目指せば良い。金ケ岳に続く緩やかな尾根に出
ると頂上は近い。イワカガミやツバメオモトが楚々と咲いている。山頂はツアー登山者がぞくぞくと登ってきた。このコース
はわかりにくい所もなく、歩きやすく静かでとても気持ち良いコースだった。
   タイム9:10江草林道分岐…9:45机10:00…11:00兎藪11:30…13:10金ケ岳13:50…14:55明野ふれあいの村

 ロッジ山旅ではメンバーがゆっくり酒を酌み交わし歓談し楽しい夜を過ごすことができた。夕食で残した釜飯を次の日の
行動食におむすびにして下さったり、とても心こもる宿だった。


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