日程: 2014年1月6日(月)
メンバー: 赤澤(L)、坂井、岡田、川崎、萩原、斎藤(光)、斎藤(幸)、
名倉、西田
報告: 西田

 

   
     
 渋川の駅で「おめでとうございます、今年も宜しく!」 リーダが皆の電車の発車時刻をきちんとメールで流したので遅刻無し。そしてKさんの飛び入りで総勢9名全員集合。電車の中で「今日登るのはあの山ですよ」とOさんの声に外を見れば何と三角おにぎりの山。まさか?Aさんのメールでは「大丈夫最後が急登なだけ」だった。風邪で体調も今ひとつ、相変わらず足の痺れも取れず皆さんにご迷惑を掛けるのも心苦しい、下山するまでノンビリと遊んでいれば良いと思いながら観音様に初詣。このお寺は天台宗・ご本尊は県指定の十一面千手観世音菩薩。重要文化財の六角二重塔もあり釈迦堂には重要文化財の円空仏などが安置されている、春のしだれ桜・秋の紅葉は見事だそうだ。
「荷物を此処に置いて」のAさんの声で何故?もう休むの?と思いながら置く。「一番手西田さん」えっ!私登るの?「後から行くから先に行って下さい」「ダメダメ置いて行くようになるから」とAさんが私の荷物を前に持つ。
近道を行き駐車場を通り越し少し登ると万葉歌碑がある。杉林の中を抜けて行くと山頂へ向かう道標がある。いきなりかなりの急登、道は軽石と砂が混じり滑りやすい。下山は特に危ない、気をつけなければと思いながらジグザクに登って行くと尾根が見える。雑木林を少し歩くと丸太の階段の道。歩幅は合わないし「あぁ~嫌だ」と独り言を云いながらゆっくり歩く。後ろのHさん曰く「高尾山より大変じゃあないの」に頷く。登るほどに砂の上が凍っているがアイゼンなしで歩けるのが嬉しい。
暫く登ると「おやすみ石」という看板があり、そこで水分補給をする。此処からは岩場だ。30分程急登する。ここにはしっかりしたロープが張ってある。登りきると12地蔵が並んでいる。水沢観音の駐車場や街が見える。すれ違う人々は軽装が多い。
小休止のあと岩の痩せ尾根を伝って行く。山頂直下は又岩場。やっと頂上だ!1,194mの山頂は思ったよりは狭い、全員で記念写真を撮る。
この頂上は本来360°見渡す事が出来るそうだ。赤城山から先は雪雲に覆われ榛名山上空は晴れ、その左右対称がハッキリ解るのがこの辺の面白い所だとAさんに教わる。親友と暮れのミステリーツアーで雪の降る中、榛名湖の素晴らしいイルミネーションを見に行った事を思い出した。
下山はジグザグ道を慎重に歩く。此処で滑り落ちたら大変、下ではビールとうどんが待っていると思うと足も自然と軽くなる。
低山にしては結構キツイ山だった。バス時間まで田丸屋で名物の「水沢うどん」とビールで乾杯!山談義をしながらミニ新年会。小川山の新人歓迎山行以来でしたがやはり登って良かった!皆さん私の歩調に合わせて頂き感謝しております、又Aさん大変お世話になりました。久しぶりに楽しい一日でした。
<コースタイム> 
JR渋川駅(9:55)―(バス)―水沢観音(10:35)~(11:30)四休み石(11:40)~
(12:45)水沢山(13:10)~(14:35)水沢観音(16:28)―(バス)―
(16:50)JR渋川駅

 



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