【相州大山・大山川 新春初遡行 報告】  西山常芳

【期日】 2007年1月8日(月)
【 参加者】 西山常芳(CL)、浜口武夫、藤野孝人、(山なかまシリウス)  長岡和義(SL)、井上晴之、(東京山楽会)

 今春より姉妹会となりました東京山楽会の会長、事務局長が参加されました。大荒れの低気圧の為、6日の予定を8日に延期しましたが、5日(金)より北岳に入山予定の、藤野さんに電話を入れると、案の定中止とのこと、さっそくの参加をいただき、本日も個性あるメンバーが
そろい、にぎやかな遡行となりました。
 追分よりケーブルに乗り、二重ノ滝前の神社にて身支度をして、本年の山行、遡行の安全祈願をしたのち、お神酒を渓流シューズにかけ、心身、足を清め、なにやら荘厳なる出発となりました。最初のF1、12m、二重ノ滝が本日のかくしんで、しょっぱなから緊張の連続。各氏も身体が温まらない為か、叉は登山道を行くギャラリーの為か慎重なる登攀でした。
 普通は左壁だが、より難しい右壁にチャレンジ、今にも切れそうなシュリンゲに、足を突っ込みAOを駆使して全員なんとかクリアー。グレードは3級+ぐらい。混成部隊なのでお互いの技量も把握してないので、なるべくロープを出すように心がけました。それでも遡行中はホールド、ステップなどを右だ左だと議論しながら、和気あいあいの道中となり、楽しかったです。
 前々日の低気圧のせいか地盤がゆるんでおり、右岸、左岸よりパラパラと小石が落ちてきてイヤな感じでしたが、F7、トイ状の滝上部にて我々が通過直後、ラークと言う声もかき消されるほどの大岩の落石、肝を冷やしました。つめのザレ、ガレ場は早めに右岸に逃げ、30分ほどのヤブ漕ぎで頂上の大山阿夫利神社に到着。下社に下山後、伊勢原駅前にて反省会後、散会となりました。
【コースタイム】二重の滝(10時20分)−頂上(14時20分)ー下社(15時40分)−散会(18時半)。 

 


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