◆八ヶ岳ネパール祭に参加(8月18日) 堀内晃代

                         
 ◎参加者  市川智子・萩原眞理生・堀内晃代

 茅野駅10時集合。私たち3人は立川・高尾からのんびりと各駅で茅野駅10時04分着。オーレン小屋の息子さん
の車で夏沢鉱泉の少し登った所まで乗せていただく。途中に救急車が止まっていました。事故なのか、病気なの
か。このような奥までご苦労様です。お世話にならぬよう心して山歩きを楽しみたい。オーレン小屋まで、草花や
小鳥の説明を聞きながらのんびりと歩く。小屋には多くの人たちがにぎやかに、しばらくとか、元気だった?などと
常連なのか賑やかに話しが弾んでいる。小屋からは懐かしいレッサム・フィリリの音楽が聞こえてきます。お湯を
沸かし回りの人たちからの頂き物で昼食。
  夜まで時間は充分ある。部屋に荷物をおき、夏沢峠までぶらりの予定が根石小屋の分かれまで登りオーレン
小屋に下る。まだまだ日は高く外で、どちらからですか?昨年も参加されたのですか?など山の話や、ネパールの
親子と遊だりで時間を過ごす。夕食前に風呂に入り、諏訪湖畔でネパール料理の店を出しているシェフの料理で
夕食。ゴーキョでの辛い料理と違い、辛いけれど日本人好みにアレンジ。

 夕食後、伊藤親子によるシタールとタンブーラの演奏。一曲目は即興演奏。流れがわからないが独特の調べ
に心は癒される。二曲目は人間の感情喜怒哀楽を表すとの説明に音の感じから読み取れる。いよいよ踊りです。
美しい彼女はネパールからの留学生で民族衣装がとても素敵です。言葉ではなく、動作での恋人との語らいを
踊りに。彼女のしぐさでほほえましく感じ取れる。最後はレッサム・フィリリをみんなでハワイアンか阿波踊りよろ
しく身振り手振りでお互いのしぐさを笑いながら何回も踊り楽しい一時の後、ネパールガイド、ダワさんがネパー
ルの話(トレッキング)日本語が少々わからない。勉強中。わからない言い回しが笑いを誘い楽しい時間でした。
 別棟の部屋に移り、小屋のオーナーや伊藤さん親子、アシュマ・コイララさん、シェフ、ネパールの親子や日本
ネパール協会長野県支部の方、スタッフの方々と懇談。お酒の飲めない私にはオーナーの飲み物ドクダミ茶の
おすそ分け。女性にはオーナーの仕込んだ自慢の梅酒が振舞われ、話が弾んでおりました。今日の売り上げの
一部をネパール里親募金に寄付するそうです。一人でも多くの子供に勉強の機会が与えられるよう協力したいと
思います。

 二日目。硫黄岳を目指す。樹林帯を過ぎ岳樺の広葉樹。山石楠花、はい松になり真っ白い砂地の大ダルミに。
アルプスの峰峰が雲海の上に輝いています。岩に少し怖がるIさん硫黄岳の広場?に到着。濃いブルーの空の
色。雲海の上に360度の山々に感激。大きな岩の下りに時間をかけ昨日登った夏沢峠へ。風呂を楽しみに本沢
温泉へ長い下り。硫黄の匂いがしてきます。露天風呂には5,6人の男性が入っているのが尾根の上から丸見え
です。入るのは無理かなと思いながら風呂に到着。誰もいません。我々3人だけ。かんかん照りの青空の下のん
びりと露天風呂を堪能。次はしらびそ小屋の美味しいコーヒーを楽しみに下る。小屋に着いた途端、雷のような音。
岩が崩れたのか砂埃が見えます。コーヒーを味わい稲子湯までまたまた長いくだりです。バスの時間あり、入浴。
口に含むとピリピリします。バスで小海駅へ。小海から電車で小淵沢へ。ここまでは順調。豪雨ため電車は茅野
で止まっています。
 何時になるかわかりませんの放送。小淵沢から高尾まで各駅が出ますの放送に奮発して特急にしたのに切符
を変更。今度は石和で勝沼〜塩山間豪雨でストップ。やっと高尾に到着。京王線は高幡不動まで。中央線は中野
まで最終に間に合ったものの、家までどのように帰ったらよいのやら。
 来年もこの企画がありましたら参加をして、ネパールで感激や楽しい思い出を沢山いただいたお返しに、少しで
も子供たちのお役に立てたらと思っております。

 


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