◆焼岳のんびり登山 −女性3人旅−  萩原眞理生

 <日程> 2007.10.12〜13
 <メンバー> 斎藤光子、石井節子(ゲスト)、萩原眞理生


 昨日は沢渡の民宿に泊まり、足湯を楽しみながらのんびり過ごした。都合で夜行バスになったゲストの石井さんが
今朝到着、合流して旧安房峠の登山口から出発した(6:30)。晴れ。今年の紅葉は全国的に遅れているようで、昨日
通った沢渡辺りまでは、あまり色づいていなかった。
 でも今日、登り出すと、足元が草紅葉に染まっており、シラタマノキの白い実がそここに美しさを誇っていた。木々も
黄色がかってきており、周囲の山々も全体的に色づき始めている。
 おいしい空気をたっぷり吸いながら、登り下りが続く樹林帯を2時間ほど行くと、目の前が開け、青空と焼岳上部を
バックに、黄、赤に彩られた素晴らしい景色が目に飛び込んできた。「ウワーッ!」とみんなが声を出しながら歩き、
稜線に出た。煙が上がっているゴツゴツした岩場を回りこんで頂上に立った(9:40)。なんと素晴らしい!霞沢岳、穂高
連峰。そして遠くに槍、笠ケ岳を望むことができた。見とれて眺めることしばし・・・。小さなハシゴをいくつか下りながら、
上高地に下山(14:00)。
 やはり山は天気が良いのが御馳走であると、改めて痛感した。昔から上高地を通る度に、いつか登りたいと思ってい
た焼岳に登ることができ、満足、満足!

 


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