◆北高尾山系縦走 川崎義文

◎ 平成20年3月16日
 
  斉藤光子女史の企画を心待ちにしていたこのルートは、彼女の「故障者リスト入り」のため暫らくは
お預けの状態だった。偶々、姉妹団体・東京山楽会S氏の呼び掛けがあり、渡りに舟とばかり参加して、
うららかな3月中旬の北高尾縦走の長丁場を満喫した。
 S氏、S嬢、S嬢のスリーSとK川崎が08:30高尾駅集合し、綺麗に整備された八王子城址から、
名にし負う凸凹の激しい尾根を辿り始める。堂所山までに二十数座のピークをアップダウンせねばならぬ
と云う。早速、小さい登りがあり小さな下りがある。これも二十数ヶ所の凸凹の一つなのか? 展望は開
けない。行き交うハイカーは皆無、静寂なり(我々だけがチョット騒がしい?)。寒くもなく暑くもない快適な
尾根歩きの世界を4人だけで楽しみ続ける。10:15富士見台通過、相変わらず小刻みなアップダウンが
あり、はたしてこれらは二十数ヶ所といわれる凸凹のうちの一つだろうかと再び疑問が湧いてくる。数える
にはあまりにも多すぎるヨ!
 13:53「ドーショやま」頂上に到る。正しくは「ドードコやま」と読み、地元の麓では「ドンドコやま」と呼ん
でる、とSM嬢から教えられた。堂所山(通称ドンドコやま)から明王峠・陣馬への径はすこぶる快適だ。
起伏はほとんど無くなり、高尾の天狗が如くドンドコどんどこ飛ぶように歩き、一の尾根経由で17:35
JR藤野駅に到る。
 8時間50分の北高尾の「耐久ハイキング」の健闘を祝い、一盃(イッペェ)呑(やっ)て帰路につく。


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