◆2008年・きのこ教室に参加
    「誰もあたらなかったきのこ採り」  堀内晃代

 
   (珍しいキノコ、まるで卵。名前は?)         (半分に切ってみたら?)

 春の山菜教室、秋のきのこ教室と白山書房の企画に参加いたしました。9月27日・28日八ヶ岳山麓美濃戸・
太陽館を基点に種類も量も沢山採れました。
 灰色・千条・紅花・ささくれ・花などイグチの仲間が多く量も山のよう。味は花イグチが一番。イグチは傷みが
早く雑菌が多いので絶対生で食さないように注意を受ける。採れた種類では林・傘杖・キハツ・しもふり・千人・
キシメジ・白柱・おしろいしめじ・紫風船・油風船・栗・玉子・黄身・ナラ・ほこり・シバジョウゴ・杉茸など等覚え
切れません。杉茸は柳や胡桃の木に出、茎が空洞で細長く立ち姿が杉に似ているから名が付いたそうです。
おなじ杉茸でも土杉茸は毒だから食さないこと。採ったきのこを種類別に分け一つ一つ説明を受けました。
食べることが出来ると聞いて驚いた茸が沢山あり、例として埃茸には驚きました。若いうちはハンペンのようで
吸い物にするそうです。
 採取したキノコの中で形も感触もゆで卵。初めて見たキノコです。半分に切ってみました。黄身と白身のよう
に何色か層になっています。丸のまま終わるのか開くのか不思議なキノコに出会い、驚きで名前の記録と誰
がどのようなところで採ってきたのかお聞きすることも忘れてしまいました。
 採ったキノコは種類ごと茹で、だいこんおろし、煮付け、オムレツ、押し寿司、茸汁、煮込みうどん、てんぷら
などになり皆で調理し話も弾み、美味しく食べました。
 この茸はアルコールを飲む方は食べないほうが良いと言うキノコ三種シバジョウゴ、杉茸、紅花イグチの料
理を自ら試してみようと食してみる方が多くいましたが、翌日になっても誰一人なんの兆候も現れない。
おかしいな・・・・きっと美味しいキノコだから自分ひとりで食べようとそう言われているのかと疑いを持つが紅花
イグチは沢山出ておりました。


個人山行報告目次へ     HOMEへ