22日早朝の177番の予報は「曇り・時々晴れ・時々雪」。
気温は山小舎で−9℃。
渋の湯の駐車場は空。
前夜の雪が薄く積もっていましたが、踏み跡はしっかり残っていました。
今年の雪は例年3月に南岸を低気圧が通ったときの雪みたいで、
濡れて重いためか樹が曲がり、あるいは折れ、登山道を何か所も塞いでいました。
積雪は登山路の網鋼板がほとんど見えないくらいですから、相当です。
年末、1月に八ヶ岳に入られる場合、積雪深と倒木にご留意ください。

黒百合平で「風が強く、積雪が深く下山した」単独者に遇いましたが、
稜線に出てみるとその通りで、また寒さが並みでなく、早々に敗退した次第です。

帰宅して開いた日本山岳会の予報は
「冬型の気圧配置が強まり、500hPaで-30℃前後の寒気に覆われていく。
このため、稜線では断続的にふぶく荒れ模様の天気に。」
よく当たっていました。

なお、21日と23日は晴れて、素晴らしい眺めでした。

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